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社労士試験の合格基準のしくみ

社会保険労務士試験(社労士試験)の合格基準は、試験の前には公表されず、合格発表の日に発表されます。基準が「選択式」「択一式」の2つの形式それぞれにあり、さらに科目ごとの基準点もあるのが特徴です。

2つの出題形式

形式問題数配点
選択式8問(8科目×1問)40点(1問5点)
択一式70問(7科目×10問)70点(1問1点)

出典:社会保険労務士試験オフィシャルサイト「試験の概要」。「社会保険に関する一般常識」は選択式のみの科目です。

合格基準のしくみ

選択式・択一式のそれぞれに、

が決められていて、どれか1つでも届かないと不合格です。合計点が高くても、1科目だけ基準点に届かなければ合格できません。

第58回(令和8年度)の基準

2026年8月23日に行われた第58回試験の合格基準は、厚生労働省の発表によると次のとおりです。

科目ごとの基準点は、科目によって補正されています(たとえば択一式は原則4点以上で、雇用保険法は3点以上)。科目ごとの細かい基準は、厚生労働省「第58回社会保険労務士試験の合格基準について」で確かめてください。

合格率への影響

科目ごとの基準点があるため、苦手な科目を残したまま合計点で補う、という作戦が取りにくい試験です。第58回の合格率は9.3%、前年の第57回は5.5%でした(厚生労働省)。10年の推移は社労士試験の合格率の推移にまとめています。

自己採点のときは

選択式・択一式の両方について、「総得点」と「各科目の点」を別々に記録しておきましょう。科目別の合格基準チェックは、科目ごとの基準が同じ割合の試験向けのツールですが、目安として使えます。正式な基準は合格発表の日に発表されます。