日商簿記2級の統一試験の合格率は、回によってどのくらい違うのでしょうか。日本商工会議所が公表している第101回(2002年6月)から第173回(2026年6月)までの受験者データで、実際にどのくらい動いているかを確かめました。
合格率が高かった回・低かった回
| 回 | 施行日 | 実受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|---|
| 第133回 | 2013年2月24日 | 57,898 | 27,538 | 47.6% |
| 第146回 | 2017年6月11日 | 43,767 | 20,790 | 47.5% |
| 第108回 | 2004年11月21日 | 59,904 | 28,083 | 46.9% |
| 第157回 | 2021年2月28日 | 35,898 | 3,091 | 8.6% |
| 第107回 | 2004年6月13日 | 43,540 | 2,476 | 5.7% |
出典:日本商工会議所「簿記 2級受験者データ(統一試験)」。第155回(2020年6月14日)は中止。
2004年の第107回(5.7%)と、次の第108回(46.9%)では、続けて2回の間に41ポイントも差があります。2021年の第157回(8.6%)も、前の第156回は18.2%、次の第158回は24.0%でした。
最近の回
| 回 | 施行日 | 実受験者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 第173回 | 2026年6月14日 | 4,821 | 15.1% |
| 第172回 | 2026年2月22日 | 6,038 | 15.1% |
| 第171回 | 2025年11月16日 | 6,332 | 23.6% |
| 第170回 | 2025年6月8日 | 5,383 | 22.2% |
| 第169回 | 2025年2月23日 | 7,118 | 20.9% |
| 第168回 | 2024年11月17日 | 7,589 | 28.8% |
統一試験の受験者は、2010年の3回は1回あたり66,330〜69,100人でしたが、2023年6月の第164回以降は1万人を下回っています。ただし、これは統一試験だけの数字で、ネット試験の受験者は含まれていません(統一試験とネット試験の違い)。
この数字から言えること
- 1回分の合格率だけで「簿記2級は合格率○%」と考えるのは危ういこと
- 合格率が低い回に当たることもあるので、余裕を持った準備が大切なこと
- 統一試験で不合格だった場合、次の回やネット試験で受け直す道があること
表の期間の合格率の単純平均は26.4%です(当サイトの計算)。全回の推移は簿記2級のページのグラフで見られます。