宅建試験は「何点取れば合格」と前もって決まっている試験ではありません。合格判定の基準点は、試験のあとに年度ごとに発表されます。不動産適正取引推進機構の発表から、これまでの推移をまとめました。
合格判定基準点の推移
| 年度 | 一般受験者(50問中) | 登録講習修了者(45問中) | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 令和7年度 | 33点 | 28点 | 18.7% |
| 令和6年度 | 37点 | 32点 | 18.6% |
| 令和5年度 | 36点 | 31点 | 17.2% |
| 令和4年度 | 36点 | 31点 | 17.0% |
| 令和3年度(12月) | 34点 | — | 15.6% |
| 令和3年度(10月) | 34点 | 29点 | 17.9% |
| 令和2年度(12月) | 36点 | 31点 | 13.1% |
| 令和2年度(10月) | 38点 | 33点 | 17.6% |
| 令和元年度 | 35点 | 30点 | 17.0% |
| 平成30年度 | 37点 | 32点 | 15.6% |
| 平成29年度 | 35点 | 30点 | 15.6% |
| 平成28年度 | 35点 | 30点 | 15.4% |
| 平成27年度 | 31点 | 26点 | 15.4% |
| 平成26年度 | 32点 | 27点 | 17.5% |
出典:不動産適正取引推進機構「試験実施概況(過去10年間)」、平成26・27年度は2024年10月掲載の実施概況。
表からわかること
- 一般受験者の基準点は、最も低い年で31点(平成27年度)、最も高い年で38点(令和2年度10月)。7点の幅があります。
- 登録講習修了者の基準点は、一般受験者より5点低い年が続いています。登録講習修了者は出題範囲の一部(5問分)が免除され、45問で受けるためです。
- 基準点が大きく動いても、合格率は多くの年で15〜18%台におさまっています。
令和7年度は33点と、前年の37点から4点下がりました。基準点は年度ごとに定められるもので、「去年が37点だったから今年も37点」とは限りません。
自己採点の目標をどう決めるか
過去の基準点のうち高いほうの値を目標にしておくと、問題がやさしく基準点が上がった年にも届きやすくなります。表の期間で最も高いのは38点なので、模試や過去問で安定して38点以上取れるかを一つの目安にする考え方があります。
過去問の点数の記録には過去問の正答率の計算、試験の時間配分には1問あたりの時間(120分・50問)が使えます。宅建の受験資格や受験料などは宅建のページにまとめています。