行政書士試験の合格基準は、前もって公表されています。合計点だけでなく、科目ごとにも基準があるのが特徴です。行政書士試験研究センターの「令和8年度行政書士試験のご案内」をもとに整理します。
試験の科目
| 科目 | 問題数 | 出題形式 |
|---|---|---|
| 行政書士の業務に関し必要な法令等 | 46問 | 択一式・記述式(記述式は40字程度) |
| 行政書士の業務に関し必要な基礎知識 | 14問 | 択一式 |
試験は1日で、令和8年度は2026年11月8日(日)の13時から16時までの3時間です。
3つの合格基準
次の3つをすべて満たした人が合格です。
- 法令等科目の得点が、満点の50%以上
- 基礎知識科目の得点が、満点の40%以上
- 試験全体の得点が、満点の60%以上
ただし、試験問題の難易度を見て、補正的措置が加えられることがあるとされています。
どの基準で落ちやすいか
3つめの「全体60%以上」を満たしていても、1つめか2つめに届かなければ不合格です。特に基礎知識科目は問題数が14問と少ないので、数問の取りこぼしで40%を下回ることがあります。合計点だけで安心せず、科目ごとの点も確かめておきましょう。
逆に、基礎知識科目で40%を取っても、全体で60%に届かなければ合格できません。問題数が多い法令等科目で点を積み上げることが、全体の60%につながります。
自己採点のしかた
模試や過去問の結果を、3つの基準にそれぞれあてはめます。当サイトの行政書士試験の合格基準チェックに、科目ごとの得点と満点を入れると判定できます。満点は、使っている模試や問題集の配点に合わせて入れてください。
合格率と合格者の平均点
令和7年度の合格率は14.54%、合格者の平均得点は197点(前年度198点)でした(同センター「令和7年度行政書士試験実施結果の概要」)。過去10年の合格率は9.95%(平成28年度)から15.72%(平成29年度)の間です。推移は行政書士のページにあります。