衛生管理者の免許試験には第一種と第二種があります。公益財団法人 安全衛生技術試験協会の案内と統計から、2つの違いを整理します。
試験科目と配点
| 科目 | 第一種 | 第二種 |
|---|---|---|
| 労働衛生(有害業務に係るもの) | 10問・80点 | なし |
| 労働衛生(有害業務に係るもの以外) | 7問・70点 | 10問・100点 |
| 関係法令(有害業務に係るもの) | 10問・80点 | なし |
| 関係法令(有害業務に係るもの以外) | 7問・70点 | 10問・100点 |
| 労働生理 | 10問・100点 | 10問・100点 |
| 合計 | 44問・400点 | 30問・300点 |
出典:安全衛生技術試験協会「第一種・第二種衛生管理者の紹介」。合計は当サイトで足し合わせた値です。
第一種には「有害業務に係るもの」の範囲があり、そのぶん問題数が多くなっています。第二種は、有害業務に係るものを除いた範囲から出題されます。
試験時間と合格基準
- 試験時間:第一種・第二種とも13時30分〜16時30分(3時間)。科目免除者は2時間15分
- 合格基準:科目ごと(第一種の範囲が分かれている科目は範囲ごと)に40%以上、かつ合計が60%以上
受験資格は第一種・第二種で同じ区分で、たとえば大学・短大・高専を卒業して労働衛生の実務1年以上、高校を卒業して実務3年以上、学歴にかかわらず実務10年以上などです。
令和7年度の合格率
| 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |
|---|---|---|---|
| 第一種衛生管理者 | 66,401 | 31,046 | 46.8% |
| 第二種衛生管理者 | 40,653 | 19,796 | 48.7% |
令和7年度は、第一種のほうが受験者が多く、合格率は第二種と2ポイントほどの差でした。
自己採点
過去問の結果は衛生管理者試験の合否チェックで、科目ごとの40%と合計の60%を同時に判定できます。どちらを受けるかは、勤め先でどちらの免許が必要かを確かめて決めましょう。